椎間板ヘルニアは手術したら治るのか

ケースバイケースである。

多くの場合、主要な痛みからは解放されるものの症状が残ったり新たな症状が出る。
特に痺れは治らない場合が多く、年単位の時間の経過と共に症状が軽くなっていくようである。
筆者の場合は、術前に、右足の脹脛の外側の痛み、右足指全体に痺れと麻痺(動かない)という比較的重い状態であった。手術により脹脛の痛みは取れたが、右足指の痺れと麻痺は術後3か月経ってもほぼ残ったままである。また、4か月近く寝たきりであったためか、術前にはなかった腰痛が新たに起きている。この腰痛は、リハビリによりほぼ解消した。
残った症状は、ゆっくりながらも軽くなっているようには感じるが、手術したのにスッキリしないという状態である。入院中に知り合った患者の中には、多少の痺れが残るくらいで退院していった人もいたので、神経へのダメージが少ない場合はスッキリと治るのかもしれない。

手術の成功率を上げるには術前の検査が重要である。神経が圧迫された箇所を特定するには、ミエログラフィーでCTも撮影しないと見逃す可能性があるようである。症例数をこなしている専門医に見立てて貰うことを勧める。

多少の症状が残るが、痛みが解消したことには十分満足している。仕事はおろか日常生活さえもできない状態から救われたことには感謝している。残った症状も時間と共に治る可能性もある。