術後7年

手術から約7年が経過した。

新型コロナウィルスは、腰が悪い患者にも多少なりとも影響を与える。
外出する機会が減り歩行が減る、体を動かす時間、範囲が減る。腰にとっては良くない傾向ばかりである。
主治医からのアドバイスの一番のポイントがウォーキングであったこと、また、スポーツクラブでの感染リスクを減らすことを考慮し、ウォーキング主体で荒天時にストレッチを行うように生活スタイルを変えた。
コストは、ほぼゼロで済むし水泳ほどは息があがらないため続けられない要素は何一つ無い。真夏の暑さや真冬の寒さは嫌なものだが、水泳の着替えと同様にエイっと始めてしまえば何とかなる。始めた頃は30分程度、家の周りを散歩する程度だったが、徐々に歩ける時間と距離が長くなり、最近は1~2時間くらいかけて6~8kmくらいが標準になっている。天気の良い日は歩くことが気持ちよいとさえ感じられるようになってきた。

寝具には気を使っているつもりだが、寝起きの腰痛が気になるようになってきた。
少し体を動かすと気にならなくなるため、寝返りが足りないようである。上を向いて寝付くとそのままの姿勢で目が覚める睡眠スタイルのため筋肉が凝り固まってしまうようである。寝返りがし易い枕やマットレスの硬さになっているが、意思を持って寝返りをコントロールできないため何とも困った。何十年も前から膝枕が良いと知っていたことから使っていない枕を膝枕としてみた。これが奏功し寝起きの腰痛は完全に解消された。
これまでに膝枕を試したことはあったが、椎間板ヘルニアによる痛みに対しては、ほぼ効果が無かった。しかし筋肉の緊張を防ぐ意味では非常に効果的であるという気付きがあった。一度試して効果が感じられなくても、いずれまた試してみると状況が変わっており、問題の解決になるケースがあるかもしれない。

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