現在、神経根ブロック注射が効いているためか痛みは気にならない。
しかし、10分も歩けば右足の踵から先の部分が痺れ我慢できなくなる状態は変わっていない。
これ以上の回復には手術をするしかないと考え始めたのだが、通院中の病院での手術には幾つかの心配点がある。
1つ目は、PLIFという術式で金具による固定を行うと言うのだが、そこまでやる必要があるのか?ということ、もう1つは、主治医の先生の年齢を考えると、5年後、10年後に別の部分の手術が必要になった場合に、治療をして貰えるとは考えにくいことである。
そこで、ベストな術式と長く付き合える病院を探すことにした。
術式については最も進んだPELDを実施できること、また、長期間に渡り面倒を見て貰えそうな、ある程度の規模と実績、歴史がある病院を探した所、2つ見つけた。椎間板ヘルニアの治療で有名な病院は他にもあったが、PELDをやれる病院となると限られる。
今日は、その内の1つの病院でセカンドオピニオンを聞くことにした。
ただしこの病院の手術は自由診療(保険を使えない)なので、実際に手術を受ける可能性は低いと思っている。
事前に予約した8:00に受付を済ませるとMRI、CT、レントゲンとスムーズに検査が進み、院長による診察を受けた。
第一声は「ひどいね~」であった。通院中の病院でも同じことを言われたのだが、ひどいねと言われると少しショックである。大きいね~とか痛そうね~とか表現して貰えると受け止めやすいのだが。
手術はPELDを2箇所に行いヘルニアは取れる。PLIFによる固定は今の段階では必要ないと言われた。保存療法での治癒は難しと思われ、手術を急ぐ方が良いらしい。
PELDで治療できそうであることが分かったのは、1つの収穫であった。
念のため術前検査を受け、細かい説明を受けて帰宅した。