椎間板ヘルニア」カテゴリーアーカイブ

退院

痛みが引いたため退院することになった。

退院できることは嬉しいことなのだが、シビレと麻痺は残ったままである。足を引きずって歩いてしまうし、100mも歩けばシビレが切れて座って休憩せざるを得ない。痛み以外の症状は一か月以上変わっておらず、このまま痛みを抑えて保存的治療を続ければ良くなるとは思えない。

自宅に帰り、安静を続けることになった。

神経根ブロック注射

ミエログラフィーの結果、L4とL5の間のヘルニアが神経を圧迫していることが分かったためL4神経根にブロック注射を行うことになった。ブロック注射とは、麻酔のようなものらしく、痛みの伝達を遮断し痛く感じなくさせるものらしい。その効果は、無い場合から年単位で持続する場合まであるとのこと。この注射もまた、ミエログラフィーと同様に腰に針を刺すということで激痛のようだ。しかし、痛み止めが注射されると痛みがなくなるらしい。

ビビりながら呼ばれるのを待つ。

ミエログラフィーと同様に、レントゲンの台の上にうつ伏せで寝かされる。これまたミエログラフィーと同様に消毒され、チクっとするよ~と言われる。またまた同様に、チクっとどころかグサっという痛みを感じながら針が刺し進められる。ビビっと来たら教えてねと言われるが、なかなか感じない。と思っていたら、突然ビビっと腰から爪先まで電気が走ったような感覚に襲われる。一回で針が刺せたようで安心していると、造影剤を入れますよ~と言われる。まぁ冷たい感じが来るのかなと思っていると、腰から爪先にかけて激痛が走り必死の思いで耐える。ここでレントゲン写真を一枚撮る。続けて、痛み止めを入れますよ~と言われ、またまた激痛に耐える。以上、終了。

痛みはなくなった。

が、逆にシビレと麻痺が目立つようになった。

ミエログラフィー

今日はミエログラフィーの日である。

ネットで調べた限り相当痛そうな検査である。検査に呼ばれレントゲン室の台に背中を丸めて寝かされる。消毒した後、「チクってするよ~」と言われる。が、チクっとどころかグサっという感じで、しかも針をグイグイと刺し進めるのが痛い。所定の場所に入らなかったらしく、一度抜いてもう一度チャレンジ。何度やっても上手く行かないらしく、すでに10回を超えて数を覚えていられないくらいの回数になった。あまりの痛みのため汗だくだ。もう検査は出来ないんじゃないかと思い出した頃、体勢をうつ伏せに変更してレントゲン透視をしながら針を入れることになった。やっと針が刺さり造影剤を入れ終わった。造影剤が入るときに痛みがあるとの情報もあったが、筆者の場合は、冷たい物が入ってきたと感じる程度であった。
その後、レントゲンの台の向きを変えながら撮影を行い終了となった。

造影剤を使った検査であるため、2時間は絶対安静、24時間はベッド上で安静となる。

入院

外来の治療として、投薬,注射,マッサージを受けてきたが、症状の変化が見られないため、入院して詳細な検査及び治療を行うことになった。

明日は、ミエログラフィーという検査が予定されている。この検査は、ヘルニアの周辺に造影剤を流し、実際に神経を圧迫している部分を特定することを目的とする。脊髄の近くまで針を刺すということは激痛ということである。麻酔を使う場合も一部あるようだが、麻酔の方が痛いため一般的に麻酔をせずに行うらしい。

近くの整形外科を受診

1週間安静にしたものの痛みが引かないため、病院へ行く。

痛みが強く、長距離の移動には自信がない。家族が地元で評判が良いという病院を教えてくれたため、車で20分程度で行ける病院へ向かった。この病院は非常に混んでおり、2時間位待ってレントゲンを撮影し診察を受けた。立った状態で前屈と海老反りをさせられ、椎間板ヘルニアとの診断を受け、点滴と投薬による治療をうけることになった。

最初に受診する病院選びは非常に重要で、筆者は後から後悔することになる。と言っても急性期は痛みが強いため、近所の病院を選んでしまうのは仕方がないとも言える・・・

手術することは想定していないから、術式や実績もよく考えないことになるが、最悪の事態を想定して病院を選ぶことをお勧めする。

後悔とは、検査のやり直しである。ヘルニアの検査や治療は激痛を伴う。一度で済むなら、その方がベターである。

痛みを発症

今日は、会社を休み所用を済ませようとしていた。
朝、顔を洗う時に「ん?」と腰に違和感を覚えた。

これが今回の痛みの始まり。

腰に少し痛みを感じるが、すぐに安静が必要なほどでもないため、所用を済ませてからベッドで休むことにした。帰宅後は、若干痛みが増していたが、寝れば大丈夫と思えるレベルであった。

※筆者略歴

椎間板ヘルニアとの付き合いは長い。約10年に1度のペースで重い症状が現れ、2週間くらい寝込むことがあった。最近では予防のため、筋トレ、水泳、ジョギングを行っていたのだが、70kgのバーベルを背負ってのスクワットや週に10kmのジョギングは過負荷だったと思われる。