椎間板ヘルニアと海外旅行

筆者の趣味は海外旅行である。
趣味として意識はしていなかったのだが、ふと自分の趣味はなんだろうと考えると海外旅行になるのである。日本とは大きく異なる食べ物、景色、人などが好奇心をくすぐるのであろう。

椎間板ヘルニアの発症前に冬休み期間中の海外旅行を予約してあったのだが、当然、行くことができず、高額なキャンセル料を支払いキャンセルした。
次の夏休みは、アジア方面への旅行を計画している。現在の症状では、10時間前後のフライトや名所を歩き回るのは難しい。よって、5時間程度のフライトでリゾート地なら大丈夫だろうとの判断である。
6月末まではキャンセルが可能であるので、無理の無い範囲でリハビリを続け、問題無く旅行ができる体調に持って行きたい。

最近は、寝起きに腰の筋肉が固まる症状は、ほとんど解消されている。適度に寝返りを打つことと、適度な運動による効果が出て来ているようである。

リハビリ(ウォーキング)

筆者はラーメンが好きである。
困ったことに、ダイエットとラーメンは相反する。よって、ラーメンを食したら歩くことにしている。ラーメンによる摂取カロリーとウォーキングによる消費カロリーは、前者の方が多いままなのだが。

手術後にウォーキングを始めた頃に歩いていた公園でウォーキングした。当時の症状と比べると、症状は相当改善されてきていることが実感できる。指先の痺れの度合や、痛みが出てくるかどうかなど、当時を思い出して少し勇気が湧いてきた。
まだまだ、痺れと動作の麻痺が残っているのだが、その程度は本当に少しずつだが改善がみられる。

リハビリ(水泳)

今週もプールへ行った。
だいぶ体が慣れてきたためか、水中でのストレッチ後、600mほどクロールで泳いだ。相変わらず、すぐに疲れてしまうのだが、少しずつ体力が回復してきているようである。
また、運動後は、痺れの度合が少し下がり、麻痺している部分も多少動くようになる気がする。回数を増やすと回復も早くなるように思うが、無理して痛みが出るのも困るし悩ましい。

腰の負担を減らすには体重を減らすのが良い。
体重を減らすには使うエネルギーを減らすよりも摂取するエネルギーを減らす方が簡単である。
よって、昼食を野菜中心のメニューにしてみている。筆者は食堂がある会社に勤めており、メニューのなかにヘルシーメニューが1つだけある。日替わりでもあるため、最近はヘルシーメニューを主に選んでいる。今までは気づかなかったのだが、野菜が中心となると噛む回数が増えるようである。ご飯やハンバーグといったジャンキーなメニューは噛まなくても飲み込めるが、野菜のお浸しのような物は、ある程度、咀嚼しないと飲み込めないのだろう。良く噛む習慣を身に着けるという意味でも、野菜中心のメニューは良さそうである。しかし体重は急には減らない・・・

今週はプールへ2回行ってみようと思う。

リハビリ(水泳)

1週間ぶりにプールに行った。
筆者が通うプールには深めのジャグジーがあるので、そちらで体を温めながらストレッチを行う。床の上で、腰に負担がかからないように筋肉を伸ばすのは意外と難しい。しかし水中なら簡単である。浮かんだ状態で伸ばしたいところを伸ばせば良い。30分ほどストレッチを行い、次に25mプールへ行く。ヘルニアが悪化する前は1kmくらいは泳げたのだが、今は300mくらいが限界である。プールの中に居る間に筋肉の疲労を感じ、さっさとジャグジーに戻ってしまった。

右足の痺れは、本当に少しづつであるが回復傾向である。徐々に感覚鈍麻だけに向かっている。
寝起き時の腰痛も少しずつ回復している。布団の中で行うストレッチに、以前は30分程度かけていたところが、5分程度で十分になりつつある。仕事に復帰し運動も再開したことにより、血行が回復してきたのだろうか。

リハビリ開始直後は、体が硬くなりすぎて右の靴を履くことができなかった。ふと気づくと、左と変わらず履けるようになっていた。何事も少しづつ元に戻っていく。

リハビリ(水泳)

会社帰りにプールへ行った。週に1回くらいのペースで行っており、寝起き前の腰痛と右足の痺れは多少良くなってきた感がある。今回はストレッチとウォーキングに続きクロールで300m泳いだ。
家に帰り着くとヘトヘトである。かなり体力が落ちているのだろうが、食事を終えて風呂に入ると、もう起きていられない。すぐに布団に入り熟睡である。
プールへ通う頻度を上げようとも思うが、無理はせずにボチボチとやっていくつもりである。

適度な運動は腰痛には良く効いている。仕事中に長時間座り続けることがあっても、筋肉が固まってしまい痛くなることも減ってきた。

宅急便

昼寝をしていると、インターホンの音で目が覚めた。
筆者宅のインターホンは30秒以内にボタンを押さないと玄関先との通話ができなくなってしまうため、急いでボタンを押して応対する必要がある。しかし、起きる前にはストレッチをしないと筋肉痛が・・・
一瞬悩んだが、ストレッチせずに起き上がりインターホンに向かう。タッチの差で間に合わなかった。録音されたメッセージから宅急便の配送であったようだ。宅急便屋さんごめんなんさい。
そして、腰の左に弱い痛みが出てきてしまった。

まだ、起き上がる前にはストレッチが欠かせない状態である。

筋肉量

椎間板ヘルニアの痛みにより約3か月間、寝たきりの状態であった。
寝たままだと筋肉がすぐに衰えてしまうと聞いていたが、体積としてはそれほど減っていないようだ。筋力は大幅に減っているのだから体積も減って欲しいものである。体重の低下に繋がると、さらにうれしい。

また、運動しない(できない)ためか、お通じが良くない。先日、水泳を行った翌日は、溜まっていた物が出てきたと思われるほど快調であった。やはり、ある程度の運動は必要ということであろう。

飲酒と腰痛

炎症性の腰痛がある時は飲酒を避けた方が良いのだろうが、筆者は、血行が悪いことによる腰痛があると思っている。だからという訳ではないが、生中2杯と焼酎ロックを2杯ほど飲んでみた。
あまり変化はないようにも思えたが、指先にツーンとくる痛みが強くなった。神経の傷付いた部分は、まだ炎症を起こしているのかもしれない。腰痛に対しては、翌日も特に変化が無いようである。

麻痺の状態についてであるが、右足の踝を軸に爪先を上げる方向の力が本来の60%くらいになっている。ウォーキングを始めた頃の力を記憶していないのだが、踵から接地すると同時に爪先もペタンと接地してしまい、パタパタと音がしていたくらいなので、かなり弱っていたと推測される。
立った状態で、足全体を外側に開く力も退院直後に比べると戻りつつある。入院中は、布団を足で持ち上げてずらすことさえ難しい状態だったが、現在は、布団をパフパフできるくらい力が入る。

リハビリ(水泳)

筆者は、ヘルニアの症状が悪化する前までスポーツクラブに週1回程度の頻度で通っていた。
もちろん、腰が悪いことが理由であり、よく言われるように腹筋と背筋を鍛えるためである。しかし、やり過ぎたためにヘルニアが飛び出したということだ。

今日は、約半年ぶりにスポーツクラブへ行った。何度も行ったことがあるので新鮮でも何でもないのだが、ウィエイトトレーニングは当然やらず、水中ウォーキングと水泳を少しやった。
泳がなくても水中でストレッチをすると、全く腰に負担をかけずに筋肉を伸ばすことができる。そして浮力のためか体がすごく楽だ。もし、ヘルニアの痛みがある時なら、最も痛みが無い姿勢が水中であろう。
1時間ほど、ウォーキングしたり軽く泳いだりして帰ってきた。

疲れた。

仕事復帰後1か月

あっという間に経った1か月であった。

痺れと麻痺は多少良くなったものの、階段の上り降りは辛く、歩くのもぎこちない状態である。
寝起きに腰の筋肉が固まるのも相変わらずである。布団の中でストレッチを行ってから起き上がるため、大して痛い訳ではない。しかし、起床1時間前くらいから痛みで目が覚めてしまうため、昼間に眠気が来る。
週末に水泳などの運動をしようと思っていたのだが、右足の指先にツンと来る痛みがあったため大事を取ってやめておいた。こんなことをしていては、リハビリが進まないとも思うものの、無理は禁物である。

他のサイトを見て回っているのだが、共通して言えることは血行を良くすることだろう。
ストレッチや軽い運動で筋肉を収縮させることにより血管を太くし、老廃物の代謝と筋肉を収縮させる物質の流れを良くすると効果があるようである。

いろいろと見て回ってると、腰痛と椎間板ヘルニアが混同されていることが分かる。椎間板ヘルニアの症状として腰痛は、あまり無いはずなのだが腰痛イコール椎間板ヘルニアという書かれ方を良く見かける。
椎間板ヘルニアによる下肢痛に対して整体やカイロプラクティックは効果が無い、もしくは悪化を招くと思うのだが、ヘルニアを3回の通院で直しますとか断言されているのを見ると恐ろしい。はみ出した髄核を引っ込めますと説明しているサイトもあるが、通常の歩行でも体重の数倍の力で押されている髄核を引っ込められるとは信じがたい。一方で、繊維輪を突き破ってはみ出した髄核が白血球により分解されることは知られていないようだ。
今の筆者のように、筋肉の柔軟性を失っていたり血行が悪い症状に対しては、整体が効果的だとは思う。

仕事中は座っていることが多いため、1時間から2時間毎に席を立ち、ストレッチをしている。
最近は、どちらかというと背中側の筋肉が固まりやすい。背中を伸ばせば良いような気がするのだが、背中を反らす運動をした方が気持ち良い。
気持ち良いことが体にも良いと思うので続けている。